目次
名古屋帯の基本
私は元呉服の営業マンです。
その経験を生かして
このブログではあなたが着物や帯を購入する時に役立つ情報をお届けしています。
ぜひ参考にしてくださいね!
名古屋帯とは!
名古屋帯は胴部分を半幅に仕立てた帯です。
色糸で柄を織り出した織名古屋帯と布に織ってから文様を染めた染め名古屋帯があります。
袋帯との違い
袋帯は二重太鼓ですが名古屋帯は一重太鼓なんです。
名古屋帯は袋帯よりカジュアルな帯です。
一般的に値段も安いです。
帯地は反物を巻いたような(丸巻き)で販売されています。
染め名古屋帯は一般的に洒落た雰囲気の帯です。
織り名古屋帯は袋帯より軽めに織られた錦などセミフォーマル用の物が多いです。
名古屋帯種類
九寸帯
仕立前の 幅が9寸なので9寸帯とよばれます。
織り帯、染め帯があり素材も錦織から紬までさまざまです。
芯を入れて仕立てるため薄手でしなやかな生地が使われることが多いです。
仕立て上りは幅8寸2分(31㎝)長さ3.6mから3.7mです。
塩瀬やちりめんなど
模様は格調高い古典柄からしゃれものまでバリエーションが豊富です。
八寸帯
袋名古屋や8寸名古屋とよばれます。
帯芯をいれずにかがるだけの締めやすい帯です。
おもにおしゃれ用で小紋や紬に合わせます。
綴れ帯は色無地や付け下げに会わせます。
仕立て前の帯幅が8寸2分(31㎝)です。
しっかりした生地質で芯をいれません。
かがり帯ともいわれます。
仕立て上り寸法は3.6mから3.7mです。
名古屋帯仕立て方
名古屋仕立て
お太鼓部分を並幅にし胴にまく部分約2.5mを半分に縫い合わせます。
結びやすく一般的な仕立て方です。
開き仕立て
全体をお太鼓幅に仕立てます。
前幅は体型に合わせて調整可能です。
背の高い方やふくよかな方でも前幅が広くとれるので重宝します。
松葉仕立て
手先から手幅分程度を半分にかがり残りはお太鼓幅に仕立てます。
帯幅がかがられているので開き仕立てよりは結びやすくなります。
比翼仕立て
お太鼓部分を2重に仕立て2重太鼓を結んでいるように見せます。
手軽に結べるのでお茶会などに最適です。
9寸帯の格
袋帯よりはカジュアルです。
小紋や紬などのおしゃれ着物に合わせます。
お太鼓は1重です。
模様や素材によって格は異なり格調高い古典柄や金銀糸の使われ方で訪問着や色無地と合わせてセミフォーマルとして使えます。
まとめ
名古屋帯は結びやすく気軽に楽しめるお役立ちアイテムです。
流行色や季節柄を取り入れて楽しんで下さい。
紬などの織の着物には染め帯が染めの着物には織の帯と言われます。
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