着物や帯の値段が高い理由!プロが教える見分ける方法!

 

目次

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キロ着物初心者のあなた知らないと損しますよ!





ぜひ知っておいてください。

私は呉服業界の元営業マンです。

このブログはきもの初心者のあなたのためのブログです。

また普段着物や帯に縁が無い方もぜひ読んでください。

あなたが成人式の振袖や留袖、訪問着、袋帯などを購入するときに必ず役立ちます。

着物初心者や普段縁が無い方は知識やモノの値打ちがわからないので悪質な呉服店に引っかかると何十万円も損するかもしれません!

このブログではあなたがそんなことにならないようにいろいろと情報を伝えていきますので参考にしてくださいね!

きものが高い理由知ってますか

きものを一枚作るのに生糸の原料となる繭は約2500個必要です。

2500個の繭を作るためには2700匹の蚕が必要でその餌になる桑の葉が98キロも必要なんですよ。

きものの反物の生地の幅は約38cm、長さが約13mです。

留袖、訪問着、付け下げ小紋といった着物も1反の生地から作られます。

付下げや小紋などは反物の状態で下絵を書き、色を挿したり刺繍をしたり、

絞ったり、金箔を細工などの工程をへて仕立てる前の着物が完成します。

訪問着や留袖、振袖などは仮絵羽といって着物の状態にしてからさっきの工程を行います。

着物の値段は工程が多いほど価格は高くなります。

そのほかにも加賀友禅や有名作家、老舗の染屋の着物はさらに高額になります。

全てを手作業で行う手描きや何枚もの型紙をつかう型染め、インクジェットのプリント着物も出回っています。

簡単な見分け方!

着物の袖裏をみて染料がしみわたらずに白っぽいものは型染めかインクジェットのものです。

インクジェットのものは振袖に多く、値段も安くて柄も全体的にしっかり入ってます。

はっきりいって一般の方が見てもわかりません。

インクジェットの着物は生地が薄くてペラペラのものが多いです。

インクジェットタイプの振袖はレンタル屋大手の着物チェーン店の取り扱いが多いです。

古典柄の 振袖で安いものはインクジェットの可能性が高いです。

店員さんに聞いたら教えてくれます。

呉服業界は職人さんの高齢化がすすんでいます。

業界に携わった人間にすると世界に誇れる

KIMONO」は職人さんの手によって制作されたものでインクジェットのものではありません!

きものや帯が高い理由

呉服業界のメーカーは直接お客さんに販売せずに問屋や小売店に販売します。

小さな小売店は問屋から商品を借りたり、購入しています。

これが着物や帯の値段が高くなる原因のひとつです

呉服(きものや帯)にはほとんど定価がなく、同じものでも販売するお店によって値段が違う場合がほとんどです。

理由①

お店によって仕入れ値が違います。

理由②

きものチェーン店に多いんです。

旅行に連れていってくれたり、芸能人が来るようなパーティがある店は高いです。

当然全部着物の値段に上乗せされてます。

そういったお店はあなたをお姫様のように扱ってくれるので楽しい時間を過ごせます。

あなたがお金を気にしないセレブならなんの問題ありません。

でも間違いなく相場より値段がついていますよ!

着物初心者のあなたが騙されて損しないためには

いろいろなお店を回って適正価格をみわける目を養う必要があります。

目を養う絶好の場が百貨店の呉服売り場です!

百貨店はコンプライアンスの問題で強引な販売をしません。

呉服セールの期間仲は品揃えも豊富でなので、着物や帯に見たり触れたりできます。

百貨店の販売員さんは知識が豊富なので質問すればいろいろ教えてくれます。

呉服セール期間なら問屋やメーカーの営業さんも来店しているので詳しく教えてくれます。

ぜひ百貨店で勉強して素敵な着物ライフを楽しんでください!

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