着物初心者の為の知識!訪問着と付下げの違いとは!選び方!

訪問着

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訪問着と付け下げの違い知ってますか?


私は元呉服の営業マンです。

当時は百貨店の呉服売り場に毎日のように出入りしていました。

このブログではその経験を生かして

着物や帯を購入する時に役立つ情報をお届します。

きものや帯は高額なので賢く購入すれば何万円も得します。

きものの知識の浅い初心者は悪質な呉服店では絶好のカモです。

知らずに積み重なると何十万円も損する事にも・・・

あなたがきもの初心者ならぜひ参考にしてくださいね!

今回は基本中の基本です。

訪問着や小紋、色無地など染の着物のほとんどはフォーマル着物です。

着物の販売員さんなどは柔らかものと言ったりします。

訪問着とは!

訪問着は色留袖の次に格の高いフォーマル着物です。

なおかつおしゃれ着の要素もあわせもっています。

留袖のように裾模様ではなく、全体に絵羽文様が描かれています。

洋服のビジッティングドレスと同格の着物ということで大正時代に訪問服と名付けられました。

当時は公式訪問用の社交着だったので3つ紋を付けました。

でも3つ紋を付けると着用場所が限定されるので現在は紋を省略するのが一般的です。

披露宴やパーティー、茶会、お見合い、結納などで着用できます。。

未婚、既婚問わず着ることができるので1枚は持っておきたい着物です。

選ぶポイント

京友禅は比較的華やかな柄が多く色彩も豊富です。

金彩を施しているものは豪華に見えます。

若向きの着物が多いので20代、30代でのお嫁入りに適しています。

値段も手頃なものから作家ものなど高額品までいろいろです。

生地も光沢のあるものやないもの色数もたくさんあります。

注意点!

京友禅と聞くとの国内生産だと思いがちです。

でも京友禅技法で海外で生産されたきものもたくさんあります。

生地が日本製で染め加工が海外というものも最近では多いのです。

後で後悔しないようにお店の方にちゃんと確認し納得してから購入してくださいね!

加賀友禅は絵画のような写実的なものが多く少し落ち着いた上品な着姿になります。

ひとりの作家がすべての工程を行うため価格も高額です。

加賀友禅風のきものも多いので注意してください。

見分け方は

袖裏に加賀友禅の証紙が貼ってあるので確認できます。

百貨店の大きな呉服セールでは目玉品として出品されることも多いです。

見逃さないように!

絵羽文様とは

着物全体を1つの画面とみたてているため縫い目にまたがって文様が描かれています。

絵羽文様をつけるには白生地を着物の形に仕立てします。

そこに下絵の文様を描き、次にほどいて1枚の布につなぎ下絵どおりに染加工を施します。

着物をキャンバスに見立てて柄を描くので着映えがします。

付下げとは!

訪問着よりは気軽で、小紋よりは格の高い染の着物です。

反物の状態で柄付けするので訪問着のように縫い目で柄がつながっていません。

戦時下で華美な訪問着が禁止されたためこの模様付けが考案されたんです。

宮参りや七五三などで初めて着物を作る場合は訪問着ほど派手でなく、

柄いきのあっさりした付下げを好まれる方が多いです。

訪問着と比べると安く購入でき、長く着用できます。

最近では柄の少ない付け下げ風の訪問着もあります。

付け下げ訪問着はちらかというと柄が少ない安物のイメージです。

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おすすめ京友禅訪問着

私が楽天市場で見つけたおすすめ訪問着です。

加賀友禅の有名作家【奥田勝将】氏の本加賀友禅訪問着です。

柄も多くこのクラスなら50万円以上の値段で販売されます。

30代から50代くらいまで長く着用できますよ!

 

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